優先順位を決める5つの軸

  1. 範囲の広さ
  2. 自分の理解度・前回の失点
  3. 提出物の量と締切
  4. 残り日数
  5. 1回で終わらず解き直しが必要か

「好きな科目から」だけでは時間配分が偏りやすい

得意科目から始めると取り掛かりやすい一方、そのまま時間を使いすぎることがあります。進研ゼミの定期テスト計画記事では、範囲が広い科目や苦手科目から始める方法が紹介されています。

ただし、苦手科目だけを最初に置くと手が止まる人もいます。その場合は短い得意科目→苦手科目→得意科目のように区切り、時間上限を決める方法があります。

まず4段階で科目を分ける

優先度状態の例行動
A苦手・範囲広い・提出物多い最初に着手
B理解は普通だが範囲が広い早めに1周
C得意だが提出物あり期限を決めて進める
D得意・範囲狭い・提出物済み後半の確認へ

これは固定ルールではありません。テスト日、先生の出題方針、学校の提出物などを見て調整します。

前回の答案を優先順位に使う

「苦手科目」という感覚だけでなく、前回の答案で失点した範囲を見ると優先度を決めやすくなります。たとえば数学全体は得意でも、図形で毎回時間を使っているなら今回の範囲に図形が含まれるときは優先度を上げます。

TestLogに前回の単元・範囲・答案画像を残している場合、次の計画を立てる前に見返せます。前回結果の確認手順は定期テストの振り返り方を使えます。

提出物は「締切」と「学習」を分けて考える

学校ワークは提出物であると同時にテスト勉強に使える場合があります。ただし「提出するために答えを埋める」ことと「自力で解ける状態にする」ことは同じではありません。

締切が早い場合はまず提出できる状態へ進め、その後に間違えた問題を解き直す時間を別に確保します。

残り日数が少ないときは範囲を絞る

時間が足りないときに、すべての教材を少しずつ触るとどれも中途半端になることがあります。学校ワーク、授業プリント、教科書の重要範囲など、出題との関係が明確なものから優先する方法があります。

残り時間優先する考え方避けたい状態
十分ある範囲全体→解き直し→最終確認得意科目だけ先に完成
やや少ない苦手・広い範囲・提出物を優先教材を増やす
かなり少ない基本・頻出・既習範囲へ絞る難問だけに長時間使う

優先順位と目標点をつなげる

科目ごとに目標値を決めている場合、目標との差が大きい科目へ多く時間を使う考え方もあります。ただし目標点だけで時間配分を自動決定せず、範囲や理解度も確認します。

目標の決め方は定期テストの目標点の決め方で扱います。

1日の中でも順番を決める

科目単位だけでなく、同じ科目の中でも「覚える」「解く」「直す」を分けます。疲れている時間帯に難しい新規問題を置くより、自分が集中しやすい時間に理解が必要な課題を置き、短い暗記確認を隙間時間に回す方法もあります。

自分に合う時間帯は個人差があるため、全員に同じ順番を推奨する必要はありません。

優先順位チェックリスト

  • 範囲が広い科目を確認したか
  • 前回の苦手範囲を確認したか
  • 提出物の締切・量を見たか
  • 残り日数を数えたか
  • 得意科目へ時間を使いすぎていないか
  • 難問だけに時間を使っていないか
  • 解き直しの時間を残したか
  • 予定が遅れた場合の削る順番を決めたか

勉強計画との違い

優先順位は「何から先にやるか」の判断です。勉強計画は、その優先順位を日付・時間へ割り当てる作業です。先に優先順位を決め、その後で予定へ落とし込みます。

計画全体の作り方は定期テストの勉強計画の立て方で説明しています。

TestLogで優先度を決める材料

TestLogでは過去の科目・単元や範囲・得点・満点・答案画像を見返せます。前回どの範囲で失点したか、最近の得点率がどうだったかを次回の優先順位を考える材料にできます。

TestLog自体が学習タスクを自動で優先順位付けする機能としては案内していません。

よくある質問

苦手科目から必ず始めるべき?

必ずではありません。範囲・提出物・残り日数も見ます。苦手から始めると止まる場合は得意科目を短く挟む方法があります。

暗記科目は最後でよい?

範囲や量によります。覚える量が多い場合、直前だけでは足りないことがあります。何度か確認する時間を逆算します。

提出物を最優先にすべき?

締切は守る必要がありますが、提出のために埋めるだけで学習が終わらないよう、間違い直しを別に予定します。

得意科目は勉強しなくてよい?

完全に外す必要はありません。優先度を下げても、最終確認や忘れている範囲のチェックは行います。

参考情報

前回の結果から優先する範囲を考える

TestLogでは過去の科目・範囲・答案画像を見返せます。次のテスト勉強で何を先に確認するかを考える材料として使えます。

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